画期的なシャワーヘッド

おいしい水を飲むために、浄水器のはたらき

一般家庭でも認知度が高くなってきている浄水器。水道水を蛇口よりあとの段階できれいに美味しくするための機器です。そもそもこの機器はどんな作用をしているものなのでしょうか。現在、いろいろな水処理器具が存在していますが、公式な「浄水器」とは水道水の中に含まれる残留塩素などの物質を除去もしくは減少させるもののことを言い、法律や規格基準によりきちんと定められています。

家庭用浄水器の一番大きな作用は、内部に詰め込んだ活性炭の持つ多孔質な表面による化学反応や吸着力を活かし、残留塩素を始めとする化合物・カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの溶解物質、カルキやカビといった臭い・微生物などの有機物を取り除き、ろ過膜において一般細菌・カビ類・赤サビ等を除去することです。日本における水道水は本来、水道基準に則してさまざまな有害物質が除去されているはずですが、そのあとに使用する浄水器は大腸菌類やクリプトスポリジウムなどの原虫、発ガン性や催奇形性が疑われている総トリハロメタンの除去もするため、健康被害を長期的に考えてもより安心して水道水を使用することが出来ます。浄水器の使用上の注意としては、効果を薄めないためにも早めのカートリッジ交換を意識することです。カートリッジ内に滞留する一般細菌対策として、約5~10秒くらい浄水を流しっぱなしにし、滞留水を捨てます。

商品によっては、銀による抗菌作用や、紫外線装置による一般細菌の繁殖を抑制する場合もあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です