お風呂の水を意識したことがあるでしょうか。飲むわけではないので、それほど気にする人は多くはないと思いますが、しかし地域によっては残留塩素の量が多く、アトピー性皮膚炎を患っている方や、皮膚の弱い方などはお風呂が肌荒れの原因になりかねません。また、髪の毛が脱色したり、傷んだりする場合があります。残留塩素の量は、地域によってかなり差があるようです。
浄水場からの距離が近いと残留塩素の量は多くなり、距離が離れていくほどに量は減っていきます。もし、気になるような場合は、残留塩素を除去した上でお風呂のお水を使用することをおすすめします。キッチンの蛇口に浄水器を設置するように、お風呂の蛇口にも浄水器を設置すれば、綺麗なお水でお風呂やシャワーを浴びることができるようになります。専用の浄水器を購入する必要がありますが、一度設置すれば、後はフィルターを定期的に交換すればOKです。
かなりの水量を使用することになるので、キッチンの蛇口で使用する場合に比べてフィルターの寿命が早く、頻繁に交換しなければならないのではないかと心配される方もあるかもしれません。専用の浄水器の種類によって寿命は異なりますが、一般的なタイプでは15万Lものお水を浄水することが可能です。1日400Lのお水を使用した場合は、約1年間持つということです。フィルターの価格は1万円前後からあります。
浄水器には様々なタイプがあるので、使用しているバスシステムに合わせて選ぶと良いでしょう。